ご挨拶
「国際化」という言葉はもはや珍しいことではなくなりました。特別に意識しないほど、モノや情報のグローバル化に加えて、国境を越えるヒトの移動も私たちの日常の風景となりつつあります。留学も身近なものになり、現在、20万人以上の留学生が日本で学んでいます。日本から世界に飛び立つ青年たちは、短期留学を含めると、その何倍にも上るでしょう。
ビジネスと教育環境がグローバル化するなか、文化学園では建学後、早くから世界に開かれた教育を目指して国際交流に力を注ぎ、質の高い堅実な交流プログラムを展開してきました。教室での学びだけではなく、国内外の社会や文化を直接体験する機会も重要です。地域社会とも連携し、文化学園のキャンパスそのものを国際交流の拠点にしなければならないと考えます。
具体的には、本学のさらなる国際競争力の強化を図るため、IFFTI(国際ファッション工科大学連盟)を始めとする多様な学術交流を推進すること。また、海外提携校との交流拡大のため、学位取得を目的としない短期または長期留学プログラムの開発と改善(アメリカ FIT<ニューヨーク州立ファッション工科大学>留学、イギリスAUB<アーツ・ユニバーシティ・ボーンマス>留学)、教職員の交流(招へい教授による英語で行うセミナー実施など)、共同研究など、実効性の高いプログラムの展開などが挙げられます。
さらにファッションビジネスのボーダレス化に対応できる人材教育のため、海外のファッション関連企業とのコラボレーション、インターンシップ、海外での就職のサポートを提供することができるシステムの構築も急務です。
在学生および留学生の皆さん!
まずは、文化学園が提供する様々な制度を利用し、積極的に挑戦してください。このホームページがその手がかりとして活用されることを期待しています。それから、皆さんの意見、要望や相談を国際交流センターにお寄せください。皆さんとの二人三脚の共同作業で、文化学園の国際交流をより豊かなものにしていきたいと願っています。
文化学園国際交流センター